2021年シーズンは3月26日に開幕となります。後1か月と数日で皆さんも待ちに待っているプロ野球が開幕します。今回は一足早くセリーグの順位を予想していきたいと思います。今年のセリーグ覇者はいったいどのチームなのでしょうか!?
順位予想
1位 広島カープ
2位 ヤクルトスワローズ
3位 読売ジャイアンツ
4位 阪神タイガース
5位 中日ドラゴンズ
6位 DeNAベイスターズ
僕の大胆な予想はこうなりました。皆さんはどうですか?
1位 広島カープ
今年のカープは、クロン選手の加入で大きく打線の厚みを増しています。キャンプの映像を見る限り広角に大きい当たりが打てる素晴らしい選手のようです。また昨シーズンは西川選手がケガで離脱をしたこともありそこから打線は下降気味となってしまいました。何よりも河田ヘッドコーチの復帰により2016年のような強いカープが戻ってくると予想します。1番から9番まで隙のない野球ができるカープは今季のダークホース的存在となり一気に優勝するのではないでしょうか。
また、投手ではこれまで中継ぎに苦しんでいました。ドラフトで新加入した栗林投手、森浦投手、大道投手が今年は中継ぎで活躍してくれるはずです。栗林投手は伸びのあるストレートを外角いっぱいに投げ込む力を持っており、森下投手のような球筋をしています。フォークも非常に良く落ちており完成度が高い投手です。森浦投手は今のカープにはいないような技巧派の左腕です。多彩な変化球を駆使し、紅白戦では田中選手、菊池選手、鈴木選手を3人で抑え込みました。大道選手は九里選手のように闘志を前面にだして打者を威圧していく投手です。こちらも紅白戦で1回をしっかり3人で抑えました。弱点であったリリーフを補強し、1点を取ることを大事にする今季のカープは優勝候補でしょう!ただ、新人選手の投げすぎ等によるケガには本当に気を付けてもらいたいです。
2位 ヤクルトスワローズ
僕は2位ヤクルトと予想しました。山田選手、小川投手、石山投手のヤクルト残留も非常にヤクルトにとって大きいです。また今年のヤクルトは優勝に向けて内川選手や加治屋投手、バンデンハーク投手などを補強しました。山田選手らを何とか残留させることができたことと、他球団の数年前まで非常に活躍していた選手を招き入れたことを考えると、それだけでも今年のヤクルトの本気度が伝わってきます。打線では、山田選手、青木選手、村上選手が軸となることは間違えないですが、塩見選手と濱田選手の若手2人にも期待しています。塩見選手は非常に身体能力が高く走攻守揃った覚醒間近の選手だと思っています。濱田選手は長打力が魅力的な選手で個人的には将来ホームラン王を取る選手だと感じています。打線の爆発力はセリーグでもトップクラスです!
心配があるとすれば先発陣が少し手薄というところです。リリーフは盤石というだけにいかにリードした状態でリリーフにバトンを渡せるのかが重要になってきます。2015年のヤクルトが優勝した時のように打って打って打ちまくる野球ができれば今年のヤクルトは上位は固いと予想します。
3位 読売ジャイアンツ
ジャイアンツもAクラスには入ってくると予想しています。坂本選手、丸選手、岡本選手は安定して2割8分、25本塁打をクリアします。それだけでも脅威ですが、岡本選手は成長を続けており3割35本100打点はクリアしそうです。またこの3人だけではなく梶谷選手の加入、吉川選手の成長等でAクラスは必至ではないでしょうか。また、ジャイアンツは若い選手が非常に良く育っており2年後、3年後にはまた巨人の時代がくる気がします。今話題になっている2メートルの新人・秋広選手や八百板選手など、期待が大きい選手が数多くおり、将来が楽しみです。ジャイアンツでこんなに将来が明るいことはかなり珍しいような気もします。
また、投手陣では菅野投手、戸郷投手、井納投手、サンチェス投手などが軸になり先発陣もかなり豪華です。戸郷投手が2年目のジンクスを跳ね返せるか、また井納投手がどれだけ投球回を稼げるのかなどがキーポイントとなってきそうです。
4位 阪神タイガース
タイガースは佐藤選手の加入により打者陣に注目が行きがちですが、先発陣が本当に豪華です。西勇投手、チェン投手、藤浪投手、高橋投手、秋山投手、青柳投手という実績のある投手がローテーションに入ってくるはずです。特に藤浪投手は昨年リリーフとして復活し、今年は先発として他球団の脅威となるでしょう。
野手では昨年、エラーが目立ってしまいました。キャンプではそれを克服するべく練習を重ねていますが、今年はどうなのでしょうか。阪神の打線は非常に若く、大砲級がぞろぞろいます。佐藤選手、大山選手、井上選手等この選手たちが完全に頭角を現せば多少のエラーは気にせずに戦えるでしょう。そして高山選手がそろそろ本格的に活躍し始めるのではないかと感じています。キャンプでは好調を維持しており、期待できます。あの天才的なバッティングを見たいです。阪神は今年よりも来年の方が強いと個人的には予想します!
5位 中日ドラゴンズ
ドラゴンズは今、世代交代を迎えています。4年後、5年後にはドラゴンズがセリーグの覇者となっている可能性は大きいです。ただ、今年は発展途上といった形なのでこの順位となりました。谷繁選手が引退してから捕手の不在が痛かったドラゴンズですが、昨年木下選手が頭角を現し、今年も活躍が継続すれば捕手の問題は解決しそうです。打者では大島選手、高橋選手、ビシエド選手が中心となります、ですが大砲級の打者がいません。石垣選手や石川選手が順調に育てば数年後の中日は恐ろしいです。今年の優勝は厳しいと予想していますが、個人タイトルは狙える選手がいます。高橋選手は首位打者、大島選手は最多安打と首位打者、ビシエド選手は首位打者と打点王等が狙えると思います。そのあたりを気にしながら観戦をするとより楽しく観戦できるでしょう。
中日の未来は本当に明るく、根尾選手、石川選手、岡林選手等は能力が高く期待のできる選手です。長い目で見て、彼らの成長を期待しましょう!
6位 DeNAベイスターズ
ラミレス元監督が退任し、今年から三浦新監督となりました。今年は新監督は三浦監督だけとなっており、それが懸念材料となります。また、先発陣が安定しておらず、今年は先発陣の奮起が期待されます。野手ではリードオフマンであった梶谷選手が移籍し、1番バッターは誰になるのか注目しています。また佐野選手は去年活躍しましたが、その反面ロペス選手は成績が下降しており新たな打者の台頭が必須のような気がします。また機動力を使える選手が少なくそこも心配な点ではあります。ですがベイスターズは昨年調子を落とした山崎投手が復活をすれば面白いです。昨年は終盤に逆転をされることが良く見られました。山崎投手が最終回をびしっと抑えてくれればベイスターズも上位を狙えるでしょう。
ベイスターズは投打ががっちりかみ合えば本当に強いと思います。今年に関してはやはり投手が課題だと分析します。浜口投手、今永投手のような気迫のあるピッチングスタイルでチームを活気づけてほしいです!抜けた選手の穴が大きいとみて6位と予想しましたが、上位の可能性もあります。
まとめ
今年のセリーグは接戦となりそうです。1位から6位までの差はほとんどつかないと予想します。そう考えると、5位や6位と予想をしたチームがAクラスに行く可能性も大です。開幕が待ち遠しく、大胆な予想をしてみました。皆さんはどうなったでしょうか。今年はパリーグに勝ち越せるようにセリーグの意地を見せてほしいです!!
コメント