2021年 セリーグ順位予想(大胆)

プロ野球

3/26な開幕まであと数日となりました。いよいよプロ野球ファンにとって待ち望んだ時間がやってきます。オープン戦も終わり、順位予想の時期にもなってまいりました。各チームの戦力を細かく分析し大胆に順位を予想していきます!

さあ、まずはオープン戦の順位(セリーグのみ)を見ていきましょう。

1位阪神タイガーズ
2位読売ジャイアンツ
3位広島カープ
4位中日ドラゴンズ
5位DeNAベイスターズ
6位ヤクルトスワローズ

という結果になりました。

まずは各チームを評価してみます。

阪神タイガース









139221770.2672.29

パリーグの強豪ソフトバンクや西武をおさえて首位にオープン戦首位に輝きました。

本塁打、打率は12球団中1位という素晴らしい成績。特に今年は佐藤選手がルーキーながらも本塁打6本と驚異的な数字を残しました。またマルテ選手が本塁打4本、サンズ選手が3本と助っ人外国人選手も結果を残しています。オープン戦では本塁打は1本に終わったが大山選手もいることを考えれば今年の阪神打線は破壊力が桁違いとなりそうです。

また近本選手や木浪選手、梅野選手らにもパンチ力があり、抜け目のない打線に注目が集まります。

投手陣は例年通り安定した成績を残しており、13試合で防御率は2点代前半とこちらも素晴らしい成績です。開幕投手は藤浪投手、昨年はリリーフで復活をとげましたが、今年は先発として復活できるのか期待が高まります。先発投手陣には西投手、秋山投手など揃っており盤石の投手陣となっています。

そして、1軍で投げることが少ない選手も多く登板しその中での防御率2.29という数字が驚異的です。積極的に若手を使いながらオープン戦優勝、これは自信になったでしょう。

多くの解説者や元プロ野球選手が今年の1位は阪神と予想しており、誰が見ても今年の阪神は一味違うのでしょう!

読売ジャイアンツ









14671970.2363.02

セリーグの2位は巨人でした。ただ、全体でみると7位という成績になっています。

ですが多くの解説者は今年も巨人が優勝、巨人と阪神の一騎打ちという意見が多いようです。

今年の巨人は菅野投手の残留が大きいですね。オープン戦では長いイニングこそ投げなかったものの、さすが菅野投手と思える他の投手とは一段階上のレベルをいくピッチングを披露してくれました。投手では戸郷投手も防御率1.29と高卒3年目ながらも素晴らしい成績です。あとはサンチェス投手が安定してシーズンでも良いピッチングをしてくれるでしょう。

ただ、課題はそのほかの先発陣があまりピリッとしないところです。今村投手、、高橋投手、畠投手と若い投手が揃っているのですが、オープン戦では良い結果を残すことができませんでした。

投手陣のカギはDeNAから移籍してきた井納投手が握っているといっても過言ではありません。リリーフを酷使しないためにも、タフである井納投手がどれだけ投球回を稼ぐことができるのかがポイントとなってくると思います。

打者では、オープン戦終盤になるにつれて岡本選手が目を覚ましてきました。岡本選手はセリーグでは鈴木誠也選手と同じくらい威圧感があり怖い打者へと成長しました。オープン戦序盤は今年はダメか?というくらい不調でしたが、徐々に本来の姿を見せ始めました。

開幕ダッシュのカギを握る打者は丸選手。丸選手は春先は不調なことが多いですがオープン戦では打率3割越えと好調をキープしており、丸選手が開幕からこの調子だと開幕ダッシュをきることができそうです。

梶谷選手 吉川選手 坂本選手 岡本選手 丸選手 と上位に素晴らしい打者たちが揃っており優勝筆頭候補と言えるでしょう。

広島カープ









11560390.1972.11

セリーグでは3位となったカープは投手陣が絶好調、打者は不調という成績でした。

防御率では12球団で2位につける2.11という素晴らしい成績、特に開幕投手に選ばれている大瀬良投手は防御率0点という数字を残しました。先発投手陣では大瀬良投手、森下投手、九里投手、野村投手と安定した成績を残しオープン戦を終えました。

昨年の最大の課題であったリリーフ問題。今年は新人3選手の活躍が期待されます。

守護神は新人の栗林投手と決まり、勝利の方程式にはケムナ投手、塹江投手、森浦投手、大道投手と若い投手陣が候補に挙がっています。森浦投手はオープン戦で無失点の成績。大道投手は元阪神、藤川さんやツインズの前田健太投手に非常に良い投手と称賛を得ています。今年は若い力が躍動してくれるでしょう。

ただ、時には実績のあるベテランの力が必ず必要になります。一岡投手、今村投手、中崎投手らの1軍復帰が3年ぶりの優勝奪回へのカギとなりそうです。

打者は本塁打3本、打率1割台と、どちらも12球団ワーストの数字でした。試合数が少ないということもありますが。鈴木選手、堂林選手のコンディション不良もあり開幕が不安でしたが、2人とも元気に復帰してきてくれました。この2人は打線の中核を担うこととなります。チームにとってこの2人の復帰は大きいです。

大砲候補として獲得したクロン選手は打率0割台本塁打2本と、物足りない様子です。ただ、不貞腐れず努力を続けているため、日本の野球に慣れれば打ち出すでしょう。心配はいりません。

そして今年は田中選手が完全に調子を取り戻しているのが良いですね。足の調子も良さそうで、1番としての復帰に期待です。今年の打者でのキーマンは田中選手と言っても過言ではないでしょう。河田コーチが戻ってきたことにより機動力に重きを置いているカープ。3連覇時のように走塁で相手の隙を突くいやらしい野球ができるのかどうかが重要になるでしょう。

中日ドラゴンズ









135807130.2324.99

中日は先発投手陣が課題となりそうです。開幕投手の福谷投手、大野投手は今年も活躍してくれることが計算できますが、小笠原投手や勝野投手、柳投手は割とムラがあり投げてみないと分からないという状況です。若手では清水投手に期待しています。ですが先発として1軍で登板していないのと、現在は2軍で課題を克服中ということなので少し心配です。できれば先発で見てみたいところですが。

リリーフ陣には祖父江投手をはじめとする、福投手、谷元投手、藤嶋投手、鈴木投手、岡田投手と良い投手が揃っているだけに、先発投手がどれだけクオリティスタートを達成できるのかがカギになります。

打者では今年は根尾選手や岡林選手らの若手がもう少し活躍するかな?と思っていたのですが、オープン戦では目立った結果は残すことができませんでした。ただ根尾選手はレフトとしてスタメン出場することが濃厚で期待がかかります。ただ、まだ若手が十分に育っていないことから今年はベテランである平田選手や福田選手、大島選手らの活躍が必須となりそうです。

この選手らを脅かす存在がまだいないのが中日の課題です。

盗塁は13という素晴らしい数字です。髙松選手がセリーグトップとなる4盗塁を記録し、シーズンでも代走として期待できます。周東選手のように足のスペシャリストになってほしいですね。打線全体を見ても走れる選手が揃っており、大島選手、根尾選手や京田選手らにも盗塁が期待できます。

打線の破壊力に欠ける分、足で崩す野球ができたら良い野球ができます!

中日は与田監督が選手のことを信頼しているコメントを残しており、信頼関係ができているように見えます。監督と選手の信頼関係は大事ですから、これからさらに良いチームになっていくと感じます。与田監督に来期以降も中日の指揮を任せることが中日を強くする方法なのかもしれません。

DeNAベイスターズ









10370420.2103.39

DeNAは何と言ってもソト選手やオースティン選手らの助っ人外国人選手がまだ来日できていないことが今のチーム状況の悪さにつながっています。開幕にも間に合わないということで、苦戦を強いられることになると予想できます。

本塁打や盗塁、打率とどの成績を見ても突出したものがなく、中途半端に見えてしまいます。ソト選手とオースティン選手がいるだけでも本塁打の数が格段に違ってくるためかなりの痛手となっています。

その中で今年は桑原選手がオープン戦では復活をとげ、シーズンも期待されます。DeNAが日本シリーズに進出した2017年、桑原選手が1番としてチームを牽引しました。オープン戦では打率.296高い成績を残し、守備でもセンターとして好プレーを何度も見せてくれました。今年の桑原選手は昨年までとは一味違うでしょう。また桑原選手の活躍はDeNAファンとしては嬉しいでしょうね。

そして、打線は佐野選手と宮崎選手に懸かっています。主力選手がいない中、この2人がカバーするくらいの成績を残さなければ今年のDeNAは正直危ういです。

私個人の予想としては、DeNAの牧選手が今年の新人王を獲得すると予想しています。オープン戦の打率は.273、本塁打は出なかったが随所に勝負強さを発揮し存在感を示しました。体はすでに出来上がっているといっても言うほど大きく、打席でも威圧感があります。阪神佐藤選手と予想する人が多いですが、牧選手も十分に可能性はあります。

投手陣は、特に先発で苦労しそうです。浜口投手はオープン戦で防御率2点台とまずまずの結果を残しましたが、その他の先発投手はパッとした成績を残せませんでした。即戦力として獲得した入江投手、また平良投手らの頑張りが絶対条件となりそうです。

ヤクルトスワローズ









133911570.2324.99

ヤクルトは12球団で最下位の結果となったものの期待できる部分が多いです。まずは本塁打数で12球団中2位という成績を残しました。村上選手だけではなく若い濱田選手も本塁打を4本放つなど長打力を見せました。濱田選手がオープン戦同様シーズンでも良い調子を保てば2015年のような破壊力抜群の打線を形成することができます。

山田選手がいまいち調子が良くないのは気がかりです。打てる、守れる、走れると三拍子そろった山田選手が本調子になることで、今年の阪神にも引けを取らない打線になります。ヤクルトが優勝を目指すために山田選手の復調は必須条件です。

また、今期からヤクルトに移籍してきた内川選手もオープン戦では3割を超えるさすがの打撃を見せており、勝負強い打撃、そして華麗な右打ちに期待です。内川選手、坂口選手、青木選手のベテランが非常に元気で、ベテランがチームを引っ張っているのが印象的です。元カープの新井さんがカープをベテランながら牽引していたように、今年のヤクルトはベテランが引っ張っています。

捕手では西田がパンチ力があるので、正捕手に定着してくれたらチームのレベルアップにつながります。

ただ、投手陣は先発、リリーフともに成長が必要です。清水投手からの石山投手は当確ですが、それまでが課題です。先発では若手の奥川投手に注目が集まっています。オープン戦では良い結果こそ残せなかったものの、質の良いボールを投げており、1軍のマウンドに慣れてくればもっと良いピッチングを見せてくれるでしょう。実力は本物です。気長に見守りましょう。

そして、巨人から移籍してきた田口投手にも期待です。ムードメーカーとしてチームの雰囲気を良くするためにも重要な選手です。それだけではなく、実力もあり先発ローテーションの一角として今年は10勝はしてくれると予想します。

今年のダークホースになりそうな予感がします。

2021年 順位予想

さあ、ようやく順位を予想します。

大胆に予想するため、それはないだろと思う方も多いとは思いますがご覧ください。

1位広島カープ
2位読売ジャイアンツ
3位ヤクルトスワローズ
4位阪神タイガース
5位DeNAベイスターズ
6位中日ドラゴンズ

何回も言うように、多くの解説者や元プロ野球選手の方々は阪神と巨人のどちらかが1位と予想されていますが私の予想はこうなりました。同じような予想をしていても面白くないという気持ちもありますが、この予想には自信があります。もちろん異論はたくさんあると思います。

上記のように各チームを分析した結果、カープが1位、そしてダークホースとしてヤクルトが3位にくるという大胆な予想になりました。

まとめ

皆さんはどのような予想をしていますか?このように予想をしている時間がプロ野球ファンにとっては非常に楽しい時間となりますね。

延長がない今シーズン、いつもとは違う野球が楽しめるかもしれません。さあ、セリーグを制するチームはどこだろうか!

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